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デシズム!

とある職人の弟子がぼやいてます

1から10を知るっていうのは簡単じゃない。

職人は基本的に口数が少ない。僕のお師匠さんも然り。

 

だが、出てくる言葉の数に反して、頭の中を巡っているものは多い。そして、その多くが言葉にするのが難しいことだったりする。

 

お師匠さんには10の伝えたいことがあったとしても、言葉になるのは1だけだ。なので、僕の耳に入ってくるものも1でしかない。

 

しかし、その1を手掛かりに10までを復元することを弟子は期待されている(ように思う)。

 

例えば、身振りだったり、声量だったり。置いてある道具や材料。天気や季節。昨日のこと、明日のこと。色々な要素を読み取り、ぐるぐると考える。

 

で、こういうことかな?と行動してみる。と同時に、お師匠さんの反応も気にする。方向性があっていれば無反応。間違っていれば怒りのボルテージが上がる。

 

苦労したつもりが全然できなくて1にすらならないこともあるけど、調子がいいときは2になることもある。

 

あらゆるヒントを読み取ること、そして、それを元に試行錯誤を繰り返すことで少しずつ10に近づいているはず。

 

簡単じゃないけど、挑み甲斐はある。

 

めげずに頑張ろう。